YESがあればNOがある

会社や組織を運営する中で、100%の賛成を得る事は難しい。
特に社長やリーダーをされている方は、常にジャッジ(判断)の連続。

私は常に意識している事であり、クライアントやリーダーに対してもこれを伝えています。

「100%は無い、51%以上のYESを取れれば良い」

言い換えれば常に半数以上の人が賛同してくれる「答え」「解」を選択して実行する事が重要です。
私たちは全知全能でもなければ、社員・周りに対して良い顔ばかりもできません。

リーダーが陥りやすい言動として

・従業員に尋ねられたことは公私問わず答えなければならいと思っている方
 ⇒「知らない」・「調べてみる」・「それは〇〇さんの方が詳しい」と言える心の強さを持ちましょう。
 誰もそこまで頼っていません。
 答えられずとも従業員から見たあなたの評価もそれほど変わりません。

・賛否を問う会議、実行か否かの判断
 ⇒私が判断する以上、絶対にみんな賛成だ!
 という思い上がりや意味不明なポジティブ思考の「押しつけ」
 常にリーダーが社会常識的な考え方、会社の取組、従業員それぞれの役割を常に発信し、共有していれば、「可」であれ「否」であれ判断した結果に51%は納得してくれるはずです。

もし、過去の結果やシミュレーションでの結果で51%以上の賛同や納得を得られないのであれば、自分の取り組み方を考え直した方が良いのかも分かりません。

常に説得する心と姿勢

「押しつけ」「ワンマン」「雇ってやっている」「従業員のくせに」
もはやこのような時代ではありません。
「職業選択の自由」は皆さんそれぞれが持っており、フェアな関係相手を尊重する関係が良い環境を生む時代です。

職人職であれば「見て学べ」などとも言いましたが、常に他者を説得して一つ一つ丁寧に行う事が求められています。

フェアで相手を尊重する関係を作り100%ではなく、51%以上を意識してみて下さい。

By 5fields_master

経営コンサルタント 中小零細企業さまのコンサルティング 社長、リーダーが手の届かないところをお手伝い致します。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です